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足柄峠 [ZZ-R1100]

 足柄峠(759m)は箱根外輪山の北側に伸びた尾根上にある峠で、かつては東海道の要衝として関所や城が置かれました。この尾根が駿河国と相模国の国境であったため、現在も静岡県と神奈川県の県境になっています。この辺りは金太郎の生地とされ、いくつもの金太郎伝説が存在します。金太郎が熊と相撲をとったという足柄山は、この足柄峠から箱根外輪山で最も高い金時山(1212m)辺りまでの山地一帯を指します。足柄峠は古くは足柄坂と呼ばれ、万葉集にも詠われています。「足柄の御坂に立して袖振らば家なる妹は清に見もかも」(足柄坂に立って袖を振ったら家にいる妻からもはっきりと見えるでしょうか)という歌がそれで、現在の埼玉県に住んでいた藤原部等母麻呂(ふじわらべのともまろ)が防人(さきもり)に任じられ、任地に赴く時に埼玉の妻を想って詠んだ歌と言われています。
 足柄峠から富士山までは視界を遮るものが何もないため、富士山が良く見える名所としても知られています。峠の静岡県側に「誓いの丘」という展望ポイントがあり、そこから見る晴れた日の富士山はとてもきれいです。誓いの丘には富士測候所勤務の後に作家となり、富士山を題材にした作品を多く残した新田次郎の文学碑が建てられています。

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晴れた日には富士山がきれいに見える誓いの丘

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残念ながらこの日の富士山は雲の中

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新田次郎の文学碑

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足柄関所跡付近にて。バリアスコート施工後4か月経過も艶は健在。

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