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クッキー、ありがとう [その他]

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 2018年2月6日23時28分に我が家の愛犬クッキーが虹の橋を渡りました。13歳8か月の犬生でした。2017年の年末から体調を崩し肺炎を発症。検査の結果、肝臓や膵臓にも強い炎症が見られ、原因はむしろそちらにあることが明らかになりました。抗生物質を投与することにより肺炎は克服しましたが、内臓の衰えには打つ手がなく、約1か月の闘病の末、家族が見守る中で息を引きとりました。

 闘病中、クッキーは2回の奇跡を起こしました。1度目は年末の肺炎の時でした。40度の発熱で呼吸が荒く、意識がなくなり、慌てて病院に担ぎ込みました。点滴と抗生剤を投与してもらいましたが、そのとき獣医さんは年を越せないだろうと思っていたそうです。ところが病院から家に帰ると、自分でスクッと立ち上がって歩き出し、トイレを済ませました。その瞬間、一筋の光が見えたようでした。それから数日後には熱も下がり短い散歩もできるようになりました。1月3日には一緒に近所の神社まで初詣に行くことができ、これで回復してくれるものと思いました。しかしそれも束の間、1週間後には再び40度の高熱になってしまいました。2日間点滴をしましたが熱は下がりません。肝臓の数値も悪く、これで万事休すと誰もが思いました。最期はクッキーが大好きだった我が家で看取りたいと思いましたので、3日目の点滴は中止して我が家に連れて帰りました。騙し騙し薬を飲ませ、一晩中氷で身体を冷やし続けた結果、2度目の奇跡が起きました。熱が下がり、歩いたり吠えたりできるようになったのです。


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一度目の奇跡の後で


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だいぶ痩せたが歩けるようになった


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初詣に行けるまでに回復したのだが....


 ところがまた1週間ほど経った頃に再び元気がなくなり、どんどん体温が上がって40度を超えてしまいました。丸三昼夜にわたり家族で氷を当てたりしながら看病しましたが、2月6日の夜に私が仕事から帰るのを待って永遠の眠りに就きました。3度目の奇跡は起きませんでした。


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 クッキーは私たち家族にたくさんの喜びや幸せや出会いを与えてくれました。私たちが海の近くに住むことになったのもクッキーの導きでした。クッキーは砂浜で遊ぶことが大好きだったので、彼女の喜ぶ顔が見たいという理由からこの地を選んだのです。やがて私たちもこの街が好きになりました。クッキーが私たちのライフスタイルや価値観を大きく変えてくれたと言っても過言ではありません。いつも陽気でご機嫌で、周りの誰にも微笑みを与えてくれる天使でした。振り返ると、クッキーとの思い出は楽しいことばかりです。

 クッキーと歩いた街角、お気に入りだったぬいぐるみ、食事用のボール、いつも着ていたセーター.....。彼女の痕跡を見るたびに涙が溢れてきます。しかしそれは寂しさの涙であって、悲しさの涙ではありません。ゴールデンレトリバーの平均寿命は10年から12年と言われますが、それを超えて犬生を全うしてくれました。最後は1か月の看病を通じて私たちにもやり尽くした感を与えてくれました。また、2度の奇跡を起こしてくれたおかげで、私たちにお別れの覚悟をする時間的余裕も与えてくれました。今はただただ感謝の気持ちしかありません。

 クッキー、今まで本当にありがとう。これからも近くで私たちを見守っていてね。そしていつかまた会おうね。さようならではなく、ありがとう。

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