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バッテリー交換 [BMW 325i Touring]

 BMW 325i Touring (E91)に搭載されているBMW純正バッテリーは今までノートラブルで働いてくれて、もうすぐ10年目に突入します。まだ使えそうではあるのですが、突然死を避けるためにこの辺りで交換しておくことにしました。ディーラーに頼むと5万円コースになってしまいますが、自分で行いましたのでバッテリー代の約1.6万円のみで済みました。

 今までと同じBMW純正バッテリー(容量70Ah:品番9060 0305 139)は定価が¥38,016円もします。安いお店でも¥35,000程度にしか値引きされていません。このバッテリーはどこの製品か調査してみると、ドイツのVARTA(ファルタ)社のOEMらしいことがわかりました。更にVARTAはBOSCHにもOEM供給していることがわかりました。ならばVARTAかBOSCHブランドから互換品を購入しても同等の物が買えるはずです。価格比較サイトで検索すると、BOSCHの互換品SLX-7CがAmazon.comで¥16,647と最安値でした。BOSCHの電装品には今まで何度となく痛い目にあっているので全く信頼していませんが、製造元が9年間ノートラブルのBMW純正品と同じVARTAでしたら安心でしょう。BOSCHのSLX-7CをAmazon.comで注文したところ、次の日には届きました。念のため2~3時間追加充電してから使うことにしました。

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購入したBOSCHのSLX-7C。色は違えどBMW純正品と細部まで同じデザインになっている。


 まずは古いバッテリーを外します。このクルマは右リアのタイヤハウスの後ろにバッテリーを搭載しています。リアゲートを開け、フロアパネルを外すとサイドトリムを固定している2本のファスナー(プラスチックのリベット)が出てきますので、マイナスドライバーで90度だけ回転させます。すると2本とも抜くことができます。

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サイドトリムを留めている2本のファスナーは90度回すと抜ける


サイドトリムを取り外すと更に黒いプラスチックのカバーが出てきます。カバーの上端にプラスチック製の蝶ねじが2本ありますので、それも90度回して抜きます。するとカバーも取り外せます。

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サイドトリムを取り外すと更にプラスチックのカバーがある

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プラスチック製の蝶ねじ状の物を手で90度回すと外せる

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やっとバッテリーが見えてきました。今度はZ字状のバーを10mmのボックスレンチを使って取り外します。バッテリーのリアエンドに見えるポール状のねじを緩めるとバッテリーを固定している留め金も外すことができます。

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バッテリーを固定している留め金を外す


 次にバッテリーを脱着する際にハーネスが自由に動くように、赤いハーネスをクランプしている部分を全部外します。サイドボディー側に3か所あります。一番フロント側のクランプは手で回せば簡単に取れますが、リア側の2つは日本では見たことがない構造の結束バンドになっており、外すのに非常に苦労しました。中腰で身体をひねって作業しなければならないため余計にイライラします。1つは何とか外せたのですが、もう1つが外れず、ニッパで切断しました。どうして3つとも簡単に外せるタイプにしないのかが不思議です。

 次にバッテリーからハーネスを外して行きますが、その前にすべき重要なことがあります。バッテリーを外すとオンボードコンピュータに記憶されている情報がすべて消えてしまいますので、電源が切れないようにバックアップ電源をつないでおく必要があります。今回はオートバイ(ZZ-R1100)のバッテリーからエンジンルームの充電用端子にブースターケーブルをつないでバックアップ電源にしました。オートバイなどのドナーとなる車両がない場合には、乾電池8本用の電池ボックスとワニ口クリップが付いたバックアップ電源キットが売っているので、そんな物を利用すると良いでしょう。

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ウォッシャー液注入口の奥にある赤いキャップを外すとバッテリー充電用端子が出て来る。この端子とドナー車両のバッテリーのプラス極をつなぎ、続いてドナー車両のマイナス極とこのクルマの金属部をつないでバックアップ電源とする。


 バックアップ電源が確保できたら、10mmのレンチで古いバッテリーのマイナス極からハーネスを外します。この時ルームランプが消えなければバックアップ電源が供給されている証拠です。次に赤い端子盤をバッテリーのプラス極から外します。赤い端子盤はプラス極の10mmのナットを緩め、両脇の金属の板ばねをマイナスドライバで押し拡げてツメを外し、真上に引き上げるとすっぽり抜けます。バッテリーのフロントエンド(プラス極側)にベント用のチューブが接続されていますので、それも外します。これでバッテリーには何も接続されていない状態になりましたので、赤い端子盤とハーネスを邪魔にならない場所に退避させてバッテリーの取っ手を持って引き上げます。重さが20kgある上に、無理な姿勢を強いられるので、腰を痛めないように注意する必要があります。古いバッテリーの検査窓は緑色でした。これが黄色になるとバッテリーの寿命が尽きたサインですが、まだ緑色だったので電解液の比重は正常範囲内だったということになります。

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9年使った古いバッテリーの検査窓はまだ緑色(正常)を示していた


新しいバッテリーを取り付ける前に、2つあるベント穴のうち、マイナス極側のベント穴を付属のベントプラグでふさぎます。新品バッテリーの赤いプラス極カバーの一端がベントプラグになっています。

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新品バッテリーのプラス極カバーの角を千切ってベントプラグとして使う


あとは先ほどの逆順で組み上げて行きます。新しいバッテリーを所定の場所に収めて、ベント用チューブを接続し、プラス極、マイナス極の順にハーネスをつないで行きます。新しいバッテリーで電源供給できるようになったら、ドナー車両からのバックアップ電源を切断します。外したものを全部取り付けたら作業終了です。記憶されたデータが消えていないことをチェックしましょう。時計が正常な時刻を示していればOKです。バッテリーの容量やタイプが異なるもの(AGMバッテリー:Absorbent Glass Mat Batteryなど)を取り付けた場合にはOBD2コネクタからその情報を設定する必要がありますが、今回は同じ仕様なので設定は行いませんでした。しかし、このクルマは使い込んだバッテリーと新品のバッテリーで充電条件を変えている可能性があるので、コーディングを行う必要があるかどうかは確認が必要です。

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コメント 6

ナビパ

純正の半分以下の価格なんですね。驚きました。
気温も上がってきて冬に疲れたバッテリー交換は正解ですね。
10年持ったのも凄いです。
by ナビパ (2018-03-05 07:06) 

さる1号

10年持つとは凄いですね
自分のは8年使ったバッテリーをDの勧めで交換したのがBOSCHだったのですが、律儀に4年でアウト
なのでVARTAにしました
でも交換はバッテリーの場所が腰を痛めそうなところだったのでショップで^^;
BMはバッテリーが良い場所にありますねぇ
by さる1号 (2018-03-05 07:14) 

ZZA700

ナビパさん
全く同じものかどうかはわかりませんが、流通経路が長いと価格はどんどん上がってしまいますよね^^;
前のバッテリーは良く働いてくれたと思います(^^)v
by ZZA700 (2018-03-05 08:25) 

ZZA700

さる1号さん
BOSCHは4年でしたか(;_;)
VARTA製のはずなんだけどなあ。
個体差があるんですかね。
BMWは前後重量配分を50:50にするために伝統的にバッテリーを後ろに積んでいます。
室内にあるから気温差が少なくて寿命が延びた可能性もありますね^^
by ZZA700 (2018-03-05 08:33) 

たくや

長持ちしますね~~~
腰に優しい場所にあるのは良いな~
by たくや (2018-03-05 15:05) 

ZZA700

たくやさん
思いのほか長持ちしましたよ。
色々と外す物は多いですが、比較的作業しやすい場所にありますね^^
by ZZA700 (2018-03-05 18:28) 

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